定年退職日の計算
生年月日から定年退職日を計算します。会社員は就業規則の決め方(誕生日の前日・月末・年度末など)を選べます。国家公務員の段階的な定年引き上げにも対応し、年金の受け取りが始まる月も表示します。
計算結果は目安です。会社員の定年の年齢と退職日の決め方は、会社の就業規則で決まります。公務員の扱いや年金の受け取り開始(繰上げ・繰下げを含む)は、勤め先や日本年金機構で確認してください。
「定年に達した日」は誕生日の前日
法律では、年齢は誕生日の前日が終わるときに1つ増えます(年齢計算ニ関スル法律)。そのため「60歳に達した日」は、60回目の誕生日の前日です。たとえば1966年6月15日生まれの人が60歳に達する日は、2026年6月14日です。
この決まりのため、月の1日生まれの人は前の月の末日に定年に達します。「定年に達した日の月の末日」に退職する会社では、1日生まれの人だけ1か月早く退職日が来ることになります。同じように、4月1日生まれの人は3月31日に年齢に達するため、年度末退職の会社では1年早くなります。
退職日の決め方の例
1966年6月15日生まれ・定年60歳の場合
| 就業規則の決め方 | 退職日 |
|---|---|
| 定年に達した日 | 2026年6月14日 |
| 誕生日 | 2026年6月15日 |
| 定年に達した日の月の末日 | 2026年6月30日 |
| 定年に達した日以後の最初の給与締め日(20日締め) | 2026年6月20日 |
| 定年に達した日の年度末 | 2027年3月31日 |
会社員の定年のルール
- 定年を決める場合は、60歳以上にしなければなりません(高年齢者雇用安定法8条)。
- 65歳までは、定年の引き上げ・継続雇用制度(再雇用など)・定年の廃止のどれかで、働き続けられるようにする義務があります(同9条)。
- 70歳までの就業の機会を確保することは「努力義務」です(2021年4月から)。「70歳定年が義務化された」わけではありません。
国家公務員の定年の引き上げ
国家公務員の定年は、2023年度(令和5年度)から2年ごとに1歳ずつ引き上げられ、2031年度(令和13年度)から65歳になります。退職日は「定年に達した日以後の最初の3月31日」です。
| 生まれた年度(4月2日〜翌年4月1日) | 定年 | 定年退職日 |
|---|---|---|
| 1962年度(昭和37年度) | 60歳 | 2023年3月31日 |
| 1963年度(昭和38年度) | 61歳 | 2025年3月31日 |
| 1964年度(昭和39年度) | 62歳 | 2027年3月31日 |
| 1965年度(昭和40年度) | 63歳 | 2029年3月31日 |
| 1966年度(昭和41年度) | 64歳 | 2031年3月31日 |
| 1967年度(昭和42年度)以降 | 65歳 | 65歳に達した年度の3月31日 |
地方公務員も、多くの自治体で国家公務員と同じスケジュールで定年が引き上げられています(条例で決まります)。
年金の受け取りが始まる月
老齢年金は原則65歳から受け取れます。受け取りは「65歳に達した日の属する月の翌月分」からで、65歳に達した日は誕生日の前日です。1日生まれの人は、前の月の末日に65歳に達するため、ほかの人より1か月早く受け取りが始まります。
根拠・参考にした公式情報
最終更新: 2026年10月12日